まわりをみると,自分の頭で考えない人が増えていると感じる.信頼できるだれかがそう言っているから,正しいと考える.自分で考えるためには,どうしたらいいだろうか.
まずは,普遍の真理をつかみ,そこから考えることではないか.それを教えるのが教育である.読み書き,そろばん,そして科学である.
一方で,内輪でまとまろうとする傾向がある.仲間になり安心し,はじかれて孤独になることを恐れる.こうした傾向は,短縮語に現れていると思う.短縮語はその仲間にだけわかる隠語である.知らないだけではじかれる.業界用語もそうだ.この助長は新聞の見出しにも一因があると思う.助詞を省いた見出しはとてもわかりにくい.口語も文語も省略する必要性があるだろうか.そんなに急いでどこにいくのか.
本当の仲間は,自分を取り巻く環境すべてである.
人に限って言えば,誰とでもコミニュケーションがとれることである.多様性を認めるということである.自分を基準に考えないことである.相手の意見を聞きとることである.自分の意見を相手に正しく伝え,相手の意見を読み取る力が,本来のコミニュケーション力だと思う.
これを教えることも教育である.
相手を出し抜く,競争がキーワードではない.相手とともに成長し,協調し,共生し,人類社会を持続させるキーワードは,「おもいやり」であると思う.
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