化石燃料は残り少なくなるにつれ,その市場単価は上昇していくでしょうから,従来型の化石燃料供給産業はそれほど困らないのではないでしょうか.枯渇したら終わりでしょうが,価格高騰のために枯渇はしないでしょう.むしろ,二酸化炭素排出削減で成長が期待できる産業が,ロビー活動しているのではないでしょうか.それはそれで良いと思います.
そうした産業等の努力によって,二酸化炭素排出量をゼロにしたとしても,大気中の二酸化炭素は増えたままです.やはり,鉱物隔離のような大気中の二酸化炭素を回収・固定化する安価な技術が必要です.こうしてみると,未来は化石燃料は高くなっても使い続けることになり,それでも回収できる技術のおかげで,人為的な気候変動を阻止することができているかもしれません.
しかし,気候はいずれ寒冷期になります.そのとき,人類は気候をコントロールしようとするのでしょうか.
緩和策として温室効果ガスを発生させますか?
それとも,持っている技術力を封じて適応策で逃れますか?