2010年4月4日日曜日

サリン事件で思うこと

4月1日の天声人語に松本サリン事件で被害を受け,容疑者扱いを受けた河野義行さんの言動を誇りに思う哲学者鶴見俊輔氏のことが出ていた.思えば,オウムによる地下鉄サリン事件は,松本サリン事件できちんと対処しておけば,起きなかったのではないか.

松本サリン事件がおきたとき,警察やマスコミは毒ガスを庭で調合して撒いたとか推測していた.
車から撒くか,容器に入れて投げ込むとかしないと無理だと直感した.当時,周囲は河野さんが怪しいと言っていたが,どう考えても私は河野さんが犯人とは思えなかった.それが,警察の思い込みで犯人に仕立てられていく.そもそも初動調査のミスだった.

刑事が息子さんを取調べをする際に,ひそかに録音していた息子さんからレコーダーを取り上げたことなどは,忘れもしない.

警察庁長官暗殺未遂事件でのオウムの犯行だと断定する警察の発表は,いただけない.疑わしきは罰せずの基本を破るものである.たとえオウム真理教信者に対してであっても,法のルールは守らねばならない.今回の警察の負け犬の遠吠えも,河野さんに対する無謀な対応と同じ構図に見える.

警察は過去の失態に学ばない闇の組織だ.我々庶民は十分に気をつけ,監視する必要がある.

0 件のコメント:

コメントを投稿